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ヒアルロン酸注入の治療法

美容皮膚科では、シワやくぼみ、たるみの治療としてヒアルロン酸注入を行われています。ヒアルロン酸とは元々体に広く分布している物質で、特に眼球や関節腔、皮膚などに多く分布しています。
全世界的に使用量が増えてきており、現在、プチ整形、美容皮膚科の領域では、最も標準的な治療の一つと言っていいでしょう。レスチレン、バーレーン、ジュビダームウルトラ、ジュビダームウルトラプラスといった厚生労働省の承認が下りた製剤もあります。ただし厚労省の認可が下りているのは、しわの改善、法令線のなどの溝の治療などで、隆鼻、口唇、輪郭矯正などは認可が下りていません。

ヒアルロン酸注射はしわや溝の治療においては、ボツリヌス菌毒素製剤とならぶ代表的な治療です。加齢により、皮膚が乾燥しやすくなる、ボリュームロス(ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンといった物質が減る)が起こる、エラスチンに変性により皮膚が正常な弾力を失う、皮下の支持組織の機能が弱まる、といった理由からたるみやシワが増えていくわけですが、特にボリュームロスは大きな要因です。そのためヒアルロン酸でボリュームを補う、というのは合理的な治療法です。

ヒアルロン酸注入のメリット・デメリット

ヒアルロン酸そのものは半年から1年半程度で自然に吸収されてしまいますので、効果を持続させたい場合は、追加で注射が必要となります。通常1本あたり3万円〜7万円程度費用がかかってしまい、人によっては数本必要になります。そのため、毎年その費用がかかることを考え躊躇してしまう方が多いのですが、ヒアルロン酸などの充填材はある程度で吸収されてしまう方がいいのです。もし、シリコンのように長期で残る物質であれば、長期的に見ていつか不自然になることも考えられるでしょう。もし注入が気に入らなかった場合、吸収されない物質であれば、非常に困ったことになってしまいます。ヒアルロン酸の場合は、もし気に入らなかった場合は、注射で溶かすことも可能です。これらの理由から先進国では充填材はヒアルロン酸が中心になっています。

だからと言って、ヒアルロン酸注射に副作用がないかといえばそうでもなく、内出血、一時的なむくみといった比較的軽度なものから、ごく稀に感染、血管を閉塞させてしまうことによる皮膚潰瘍、皮膚の壊死、失明といったものもあります。
ただし、きちんとした薬剤を使用し、きちんとした手技を行っている限り、重篤な副作用は極めて稀です。血管を閉塞させるのを防ぐために先の尖っていないカテーテルで注入するなどのより安全性が高い治療も考案されています。

今後のヒアルロン酸治療

近年では単にしわを伸ばすだけでなく、顔の立体的な構造を整え、全体的に若返らせる注入方法が脚光を浴びております。自然な仕上がりを求める方にはオススメの方法です。
毎年少しずつ治療し、見た目の加齢を抑える、あるいは少しずつ若返っていく、というのが美容皮膚科の真骨頂であり、ヒアルロン酸注入はその目的によく合う治療法ですので、今後も使用が拡大することが予想されます。

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