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Apple Watchがもたらす未来像

先日、Apple社から発売されたApple Watch。
今や携帯電話は、ただの”電話”でなく、図書館、学校、TV、映画館、コンサート会場、デパート、病院といった現実で体感できる世界が凝縮した玉手箱のよう。Apple Watchも、ただの”時計”ではない、未来を切り開く一品になりつつあります。
Apple Watchは確実にこれまでの日常生活を変える機能が満載されています。また、これまでにない先進的な機能を満載したアプリも続々登場しており、今後の展開が注目されます。

今回ご紹介するサービスは、Apple Watchを介して「医師」と「患者さん」の連携を、より簡単にできるサービス。近い将来、日本でも同様のサービスが流行るかもしれませんね。

患者さんのメリット。医師へのメッセージをより簡単に

患者さん向けサービス内容は、医師へ簡単にメッセージが送信できる機能を備えています。これは、主治医との信頼関係の構築に大きく役立つばかりでなく、診察時の無駄な時間を最小限に抑える大切な事前情報ともなります。

また、個人画面では病院の予約状況の確認や、医療費の算出まで可能です。
つまり、受診前の準備から受診後のお会計、さらに処方箋の管理まで、すべてワンストップで提供できる機能が整っているのです。

このほか、メッセージ送信だけでなく、これまでの検査結果や健康状態に関わる各種の情報が一元管理できるカルテ機能を備えています。つまり、マイカルテを自然に作成できてしまうため、どこにいてもご自身の健康状態を把握できるシステムを搭載しています。
もし旅行先で体調を崩し、初めて受診する医療機関であったとしても、これまでの健康状態に関する情報を、初診の医師にすぐ開示できる、心強い機能です。

医師のメリット

日々の診療において、患者さんの受診行動を体系的に把握することは大変なこと。また、同僚の医師や近隣医療機関との連携を良好に維持することもとても大切です。
このアイテムでは、患者さんの予約状況の確認や、これまでの受診動向が把握できるばかりでなく、患者さんからの簡単なメッセージができるため、診察室に入る前に患者さんの要望や受診日に必要な確認事項・検査法の選定などが効率的に把握できることになります。

また、同僚医師間でのメッセージ連携が可能なことや、医療機関紹介に必要な情報の収集もライブラリー機能から抽出することが可能となっています。

Apple Watch