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目次
高齢者人口の急増とともに増加する認知症患者数
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出典:厚生労働省
すでに65歳以上人口の10%(242万人程度)に達している認知症患者数は、2020年には325万人に増加すると推定されます。
「食」という字は【人を良くする】
病気になるのにも、病気を治すのにも、重要な食。
食は、単に健康になるためのものだけではなく、正しい食生活を送ることが、多くの現代病における原因の予防にも繋がることは、誰もが分かっていることです。
食事がアタマと体に与える影響
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朝食を食べるか、食べないか、また何を食べるかによって受ける影響には、体温変化、疲労感、集中度、暗算作業能力等があります。
噛むことで脳の血流が増加
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よく噛んで食べると、脳の血流が増加することが分かっています。
とくに、脳の神経の中の満腹中枢、孤束核(味覚中枢)、海馬(記憶に関与)、扁桃体(嗅覚やストレスにかかわる)、室傍核(自律神経の中枢)などが活性化していることが確かめられています。
つまり、よく噛むことで肥満を防止でき、記憶力をよくし、ストレスが解消されて心が安定する効果が期待できるということです。
認知症と噛んだ回数には関係がある
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1回噛むごとに、3.5mlの血液が、脳に送り込まれています。
現在日本人の平均咀嚼回数が、1食あたり約600回と昔に比べて大幅に減っているのです。
よく噛むことが認知症を防ぐ
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記憶の形成にかかわる脳の神経の一部である海馬は、誰でも加齢とともに萎縮します。
加齢とともに記憶力が低下するのは自然な現象ですが、海馬の神経細胞は鍛えれば増加することが分かってきています。
噛むことで脳への血流が増して、大脳辺縁系や海馬が活性化されることが分かっており、噛むことが認知症の予防にもつながります。