画像: 若くても発症する認知症、ご存知ですか。 

全国で3万7800人 若年性認知症

「認知症」と聞くと、高齢者の疾患と思いがちですが、実は働き盛りの65歳未満の世代でも若年性認知症を発症します。その数、全国で3万7800人。この驚くべき実態が、厚生労働省研究班の実態に関する調査から明らかになりました。

画像: mhlab.jp

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若年性認知症の原因は?

認知症というのは、一つの病名ではありません。認知症を起こす病気はさまざまですが、多くの場合は脳の病気であり進行性です。
国の調査では血管性認知症が最も多く、アルツハイマー病が多い認知症高齢者とは異なっています。また、近年注目されている前頭側頭型認知症は若年者に多く、若年性認知症は頭部外傷、感染症、脳腫瘍、変性疾患など原因が多様であるという特徴があります。

画像: y-ninchisyotel.net

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血管性認知症(脳血管認知症)の特徴

脳血管性認知症は、アルツハイマー型認知症に次いで、患者が多いとされている認知症です。脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの、脳の血管の病気によって、脳の血管が詰まったり出血したりし、脳の細胞に酸素が送られなくなるため、神経細胞が死んでしまい認知症が起こります。また、男性の発症が多く、一進一退を繰り返しながら進行します。

男性の方が女性よりも多く発症している認知症です。アルツハイマー型が徐々に進行するのに対して、よくなったり悪くなったりを繰り返し進行します。多発性脳梗塞などで、小さな脳梗塞が何度も起きている場合、脳梗塞が起きる度に症状が悪化していきます。また障害を起こした脳の場所によって、起きる症状が変わってきます。

脳血管認知症を予防するためには?

脳血管性認知症の記憶障害やその他の認知機能障害を改善させる確実な方法は残念ながら存在しないため、脳血管障害の再発予防と認知症の症状への対症療法が治療の中心となります。特に、脳血管性認知症は脳血管障害を再発することで悪化していくことが多いため、再発予防が特に重要となります。

画像1: 脳血管認知症を予防するためには?

脳の状態を良好に保つためには食習慣や運動習慣を変えることが特に重要となります。
以下に、食生活で効果が高いとされる食べ物をまとめます。

⭐︎サバ、イワシ、サンマなどの青魚
サバやイワシ、サンマなどの青魚には、不飽和脂肪酸のDHAとEPAが多く含まれています。
DHAは動脈硬化の原因である悪玉コレステロールを減らし、EPAは血管の中にできた血栓をできにくくします。また、この二つの不飽和脂肪酸は、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、高血圧、糖尿病など生活習慣病といわれる病気を予防・改善する働きもあるといわれています。

⭐︎ほうれんそうやアーモンドなど
ほうれんそうやアーモンド、玄米、コーン油、春菊などに含まれるビタミンEは、過酸化脂質の生成を防ぎ抗酸化力を高めます。

⭐︎ごま
強力な抗酸化作用を持つ食材で、肝機能改善、脂質異常症の予防や血圧を安定化作用もあります。

⭐︎納豆
納豆には、血栓をとかし血液をサラサラにする作用があり、脳血栓の生成を抑制します。

⭐︎赤ワイン
赤ワインに含まれているポリフェノールが脳の活性に良いと言われています。適量のアルコール摂取は全身の循環改善作用も期待できます。しかし、飲み過ぎるとアルコール性認知症になってしまいますので、注意が必要ですね。

⭐︎コーヒー
コーヒーに含まれるカフェインやマグネシウムは、認知機能にに効果が期待できるとオランダの研究家が発表しています。コーヒーが苦手な方は、1日2杯程度の緑茶でも同様の効果が期待できますので、オススメです。

画像2: 脳血管認知症を予防するためには?

認知症を予防するには、まず生活習慣を改善しましょう

認知症は発症するずっと前からの生活習慣の積み重ねが関係します

アルツハイマー型認知症の原因になるアミロイドβ蛋白は、発症の25年も前から溜まりだすというデータがあります。高齢期が65歳だとすると、早い人で40歳から溜まってしまう事になります。アミロイドβ蛋白とインスリンに関係がある事がわかっていますので、糖尿病にならないよう、この時期から注意が必要です。


食生活の改善

食べ過ぎに注意し、食べる時は腹八分に食べる。また甘い物ばかり食べないように注意し、糖尿病を防ぎましょう。お肉ばかりを食べている人は、悪玉コレステロールが増えますので改善が必要です。コレステロール値を上げないよう、海藻や野菜、果物など、バランス良く食べましょう。高血圧にならないように、塩分を控えましょう。飲酒もほどほどに。脳血管性やアルツハイマーではなく、アルコール性の認知症というのもあります。多量に長年飲んでいる人は早めに改善しましょう。


日常生活の改善

小まめに動きましょう。運動が出来るのであればその方が良いですが、途中で挫折しないよう、長く続ける事が大事です。食べてすぐ横になって寝るなどの生活であるなら、それを改善し、日常生活で動く事を意識するようにしてみてください。また喫煙は出来るだけ控えましょう。喫煙は動脈硬化になる危険性が大きいので、認知症の発症リスクも高くなります。ストレスを溜めない生活をしましょう。ストレスから暴飲暴食になったり、睡眠不足になったりします。睡眠不足もまた認知症と関係があるとされています。夜更かしし過ぎないで早く寝る習慣をつけましょう。


生活習慣病を治療する

生活習慣病を疑われても、治療せず放置する人が多いという事がいろんなデータから分かっています。しかし治療も受けず、生活習慣も改善しなければ、良くなるはずがありません。自分が将来癌などになるかもしれないと考える人は多いのですが、認知症になるかもしれないと思う人は以外に少ないものです。自分だけは大丈夫という思いだけでは、予防する事など出来ません。生活習慣病にならないよう、生活を見直し、もし病気になったとしても、きっちり治療をする事が認知症の予防に繋がります。

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