画像: アトピー性皮膚炎の新しい治療戦略

画像: www.daiichisankyo-hc.co.jp

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ステロイド治療について

アトピー性皮膚炎は長期にわたって特徴的な湿疹が長引く皮膚疾患で、多くの方が悩んでおられる事と思います。

ステロイド外用薬と保湿剤を中心に治療し、良くなればステロイド外用薬を中止し、また悪くなればまたステロイドをつける、ということを繰り返す治療が普通でした。

その結果、湿疹を何度も繰り返してしまう、いくら治療しても良くならない、ステロイドの副作用が出てしまったという不満につながっていました。

ステロイド外用薬は決して怖い薬ではなく、適正に使用すれば、安全に高い効果の得られる薬なのですが、アトピー性皮膚炎などの慢性疾患の患者様に長期で使用した場合、やはりある程度の副作用は避けられません。

例えばステロイド外用薬を使用した場合、皮膚の免疫を低下させる事でニキビができやすくなる、皮膚の感染症になりやすくなる、皮膚が萎縮し薄くなる、皮膚からの水分の蒸発量が増えてしまうといった問題点があります。皮膚が薄くなり、水分の蒸発量が増えれば、皮膚はデリケートになりステロイドを急に中止した場合、アトピー性皮膚炎が再燃してしまう原因ともなっていました。
ステロイドのせいでかえって悪くなってしまった、という誤解を招くケースも多かったようです.

これらの副作用もあってステロイド外用薬は怖い薬、というイメージが定着してしまったようです。

ただ、ステロイドを使わないとすぐに症状が再燃してしまうアトピー性皮膚炎の患者様も多く、止めたくても止められない、という方が多くおられたのも事実です.

タクロリムス軟膏

画像: www.kyudai-derm.org

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そういった方のために作られた薬がタクロリムス軟膏です.こちらはステロイド外用薬を含まないため、皮膚が萎縮したり、皮膚からの水分量が増したりといった副作用がなく、比較的、長期で使用するには向いている薬です.そのため、アトピーがある程度落ち着けばステロイド外用薬からタクロリムス軟膏に切り替えるのは一つの方法です.

しかしこのタクロリムス軟膏も副作用が無い訳でなく、ぴりぴりする、灼熱感がある、皮膚の免疫が低下する事による感染症の増加などの問題は残りました。

プロアクティブ療法

画像: www.saitoh-clinic.com

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それらの問題を解決するために出てきたのが、プロアクティブ療法です.

プロアクティブ療法というのは湿疹病変が良くなっても、すぐにステロイド外用薬やタクロリムス外用薬を止めずに、週に1,2回、それらの外用薬を再燃しやすい部位につける治療法です。
そうする事で湿疹の無い、良い状態を長期間維持する事も可能となります。

この治療法の特に優れているのは、ステロイド外用薬やタクロリムス軟膏を週1、2回使うだけなのでそれらの副作用を無視できるレベルにまで減らす事ができる点です.

もしアトピー性皮膚炎を何度も繰り返して困っているという方がおられたら医師の指導のもと試していただきたい治療法です。

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